映画 Lords of Dogtown (ロード・オブ・ドッグタウン)から見る西海岸カルチャー
1970年代のアメリカ西海岸ドッグタウンにて、スケートボードの斬新なスタイルを生んだZ-BOYSの実話を基に映画化。Z-BOYSの中心メンバー、トニー・アルバとジェイ・アダムスが役作りの指導に当たり、ステイシー・ペラルタが脚本を担当した。
1975年、カリフォルニア州ヴェニスビーチ。ドッグタウンと呼ばれる寂れた街で、サーフィンとスケートボードに没頭するステイシー、ジェイ、トニーの3人が、溜り場のサーフ・ショップ「ゼファー」のスケート・チーム「Z-BOYS」から独立し、それぞれの道を歩むまでを描いている。
wikipediaから引用
この映画では西海岸のスケートボードカルチャーの発祥を見ることができる。
元々サーファーだったStacey Peralta(ステイシー・ペラルタ)、Tony Alva(トニー・アルバ)、Jay Adams(ジェイ・アダムス)が陸でサーフィンと同じようなことをするために始めたスケートボード...
彼らの住むVenice BeachはDogtown(ドッグタウン)とも呼ばれ、サーフやスケートなどのカリフォルニアのストリートカルチャーの発祥の地になった。
南カリフォルニアでのライフスタイルやスケートボード文化が出来上がるまでの雰囲気を読み取ることができる。
プールスケートボーディングとは
DogtownのZ-BOYSが広めたプールでスケートボードをする文化は元々不法侵入から生まれた文化であった。
サーフィンと同じ感覚で滑ることを追求した彼らは勝手に人の庭にあるプールの水を抜き、住人が留守の間に滑った。これが後々文化として発展をし、スケート仕様に設計されたプールが建築されるようになった。今ではプールやボウルがないスケートパークはないほどメジャーなスケートスタイルとなった。「広い土地がある、常に良い天候、庭にプールがある、サーフィン文化が発展している」という4つを兼ね備えた南カリフォルニアだからこそ発展した文化であった。