今だからこそスコット・ウェイランドを聞き直してみよう。

 多くのロック・アーティストと同じく12/3に惜しまれつつも亡くなったスコット・ウェイランドもまた長らく薬物問題に振り回されてきたロック・シンガーであった。薬物にその身を蝕まれつつも過激かつカリスマ性に満ち溢れたそのパフォーマンスと歌唱は多くの視聴者を魅了すると同時に多くの同業者達も魅了され続けてきた。

 その証拠に彼の急逝に際してスコットが所属したストーン・テンプル・パイロッツ、ヴェルヴェット・リボルバーのメンバーだけでなく

デイヴ・ナヴァロ(ジェーンズ・アディクション)、クリス・ノヴォセリック、コートニー・ラヴ、ライアン・アダムス、ジョー・ペリー(エアロスミス)、フォスター・ザ・ピープル、トニー・カナル(ノー・ダウト)、ジュリエット・ルイス、ブランドン・ボイド(インキュバス)、トラヴィス・バーカー(ブリンク182)、ニルヴァーナ(公式Twitterアカウントでの声明)

等数多くの関係者、アーティストたちがコメントを出している。

 スコットが所属したストーン・テンプル・パイロッツ、そしてヴェルヴェット・リボルバーは熱心なロックファンの間では非常に有名なバンドであるが

日本の一般のリスナー層にはさほど知り渡られていないバンドであるような感覚を覚える。

こんな機会であるからこそ、スコットという偉大なアーティストの溢れるエネルギーに触れて欲しい。

ではまずスコットが表舞台へと躍りでるきっかけとなったバンドである

Stone Temple Pilots

の紹介から始めていきたい。

 恐らく熱心なファンであれば確実に幾度となく聞いてきた楽曲であろう。このストーン・テンプル・パイロッツは日本では

X JAPANの故・hideが愛好していたバンド

としてもよく知られている。幾度となくスコットと他のメンバーとの対立が起き、解散や再結成、そしてスコットの脱退と

Linkin Parkのボーカル、チェスター・ベニントンの加入

など常に話題に事欠かなかったこのバンドであるが、今でも尚根強いファンが多くいる最高のロックバンドである。

次は

"元ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、ダフ・マッケイガン、マット・ソーラムの3人に、デイヴ・ナヴァロ・バンドのデイヴ・クシュナー、元ストーン・テンプル・パイロッツのスコット・ウェイランド

を迎えて結成されたスーパーグループ"と称される

Velvet Revolver

の紹介に移りたい。

Wikipedia

 前ページで述べた通りとんでもないメンバーが揃ったこのバンドであるが、

実際には元ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるイジー・ストラドリンやモトリー・クルーのベーシスト、ニッキー・シックスも関わっていた

とされるなど実に豪華すぎるミュージシャン達の献身によって生まれたバンドであると言える。

 このバンドは二枚しかオリジナルアルバムを出していない。その原因は言うまでもなくスコット・ウェイランドの独断と独走、そして脱退によるものであるが、その二枚ともがかなりの好評を博しこちらも再度の結成が望まれていたバンドであった、、、。

 これまでを読んで頂ければ分かると思うがスコットはとにかくハチャメチャな人間なのである。彼のヤバいエピソードはグーグルで検索すれば腐るほど出てくるであろう。しかしそれでもなお彼はメンバーに非常に愛されていた人間であることがメンバー達の追悼文を読むと伝わってくる。

”ストーン・テンプル・パイロッツは次のようにスコットを悼んでいる。

「スコットへ まずは俺たちと人生の一部を分かち合ってくれたことについてきみに感謝させてください。俺たちは一緒に、こんなにたくさんの人たちに幸せと楽しい思い出をもたらした音楽の遺産を築き上げることになりました。思い出は数知れないほどあるし、俺たちの心の奥深いところに今あります。いい思い出と悪い思い出との間できみがいつもいつも葛藤していたことは俺たちもよくわかっています。

でも、それがきみという人間を作り上げたのです。

スコット、きみの才能は言葉で言い表せないほどのものでした。

そんな恵まれた資質の一部にはきみにとって仇となったものもありました。

きみときみのご家族に対しては大きな悲しみを感じるのを禁じえませんし、きみが旅立ってしまったことについても悲しく思います。俺たちの愛と敬意のすべてを捧げます。

兄弟、きみがいなくなったことが惜しまれることになります。

ロバート、エリック、ディーン」

ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのメンバーは次のようにスコットを偲んでいる。

「昔からの友達で、バンド仲間だったスコット・ウェイランドの訃報に深く悲しんでいるよ。スコットとはそれなりに結構、一緒に過ごすことになったし、スコットが本当に辛い時期を経験している時もスコットには未来があると思いやっていたよ。スコットの芸はこれからも生き続けるだろうし、それは疑いを挟みようがないことだよ」

「俺たちはみんなで一緒に世界中をツアーしたし、バンドのみんな、それぞれの奥さんたちや子供たちも一緒になって、大きな家族となってそれは今も変わってないんだ。どう考えてもこんな形でいなくなるなんてあまりも悲しいことだし、打ちのめされてしまうよ。スコット、安らかにお眠りください」”

http://ro69.jp/news/detail/135318?rtw より引用

 このように対立や脱退などを繰り返していても彼は常に愛され、リスペクトされるアーティストであったようだ。ここで紹介したかなり代表的な楽曲だけでなく、彼が残した数多くの楽曲に触れる人が今後も増え続けることを祈るばかりである。

ちょっとニッチなエンタメ情報。王道でもメインストリームでもないけど気になる情報をチェックしよう! ブラックミュージックの深いところ関してはこちらでも解説 http://playatuner.com/
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