サンタクロースはいるんです

『ニューヨーク・サン』紙に掲載された 有名な社説 ↓ 「わたしは8才です。 わたしのともだちがサンタはいないといいます。 パパは、もし「サンしんぶん」がいるといったらいるだろうといいます。おねがいです。本当のことをおしえてください。サンタクロースはいるのですか? ヴァージニア」 「ヴァージニア、 それは友だちの方がまちがっているよ。 きっと、何でもうたがいたがる年ごろで、見たことがないと、信じられないんだね。 自分のわかることだけが、ぜんぶだと思ってるんだろう。でもね、ヴァージニア、 大人でも子どもでも、何もかもわかるわけじゃない。 この広いうちゅうでは、にんげんって小さな小さなものなんだ。 ぼくたちには、この世界のほんの少しのことしかわからないし、ほんとのことをぜんぶわかろうとするには、まだまだなんだ。 じつはね、ヴァージニア、 サンタクロースはいるんだ。 愛とか思いやりとかいたわりとかがちゃんとあるように、サンタクロースもちゃんといるし、 そういうものがあふれているおかげで、ひとのまいにちは、いやされたりうるおったりする。 もしサンタクロースがいなかったら、ものすごくさみしい世の中になってしまう。 ヴァージニアみたいな子がこの世にいなくなるくらい、 ものすごくさみしいことなんだ。 サンタクロースがいないってことは、子どものすなおな心も、つくりごとをたのしむ心も、ひとを好きって思う心も、みんなないってことになる。 見たり聞いたりさわったりすることでしかたのしめなくなるし、世界をいつもあたたかくしてくれる子どもたちのかがやきも、きえてなくなってしまうだろう。 サンタクロースがいないだなんていうのなら、 ようせいもいないっていうんだろうね。 だったら、パパにたのんで、クリスマスイブの日、 えんとつというえんとつぜんぶを見はらせて、 サンタクロースをまちぶせしてごらん。 サンタクロースが入ってくるのが見られずにおわっても、なんにもかわらない。 そもそもサンタクロースはひとの目に見えないものだし、それでサンタクロースがいないってことにもならない。 ほんとのほんとうっていうのは、子どもにも大人にも、だれの目にも見えないものなんだよ。 ようせいが原っぱであそんでいるところ、だれか見たひとっているかな?  うん、いないよね、でもそれで、ないってきまるわけじゃない。 世界でだれも見たことがない、見ることができないふしぎなことって、だれにもはっきりとはつかめないんだ。 あのガラガラっておもちゃ、 中をあければ、玉が音をならしてるってことがわかるよね。 でも、目に見えない世界には、どんなに力があっても、どれだけたばになってかかっても、こじあけることのできないカーテンみたいなものがかかってるんだ。 すなおな心とか、あれこれたくましくすること・したもの、それから、よりそう気もちや、だれかを好きになる心だけが、そのカーテンをあけることができて、 そのむこうのすごくきれいですてきなものを、見たりえがいたりすることができる。 うそじゃないかって?  ヴァージニア、いつでもどこでも、これだけはほんとうのことなんだよ。 サンタクロースはいない?  いいや、今このときも、これからもずっといる。 ヴァージニア、何ぜん年、いやあと十万年たっても、サンタクロースはいつまでも、子どもたちの心を、わくわくさせてくれると思うよ。」 事実を伝えることが一番大切である新聞の、 しかも社説欄に『Yes, Virginia, there is a Santa Claus.(じつはね、ヴァージニア、サンタクロースはいるんだ)』と断定し、言い切ることの力強さ。 素晴らしい。

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